ナヒーダと同じく、バージョン3.6で復刻する限定☆5キャラクター・ニィロウを解説します。
水・草縛りで対複数特化の豊穣開花が使えるようになる
ニィロウは開花反応で生成される草原核を豊穣の核に変えて範囲火力を出すことができるキャラクターです。
天賦効果によりチームを水・草元素キャラクターのみにすることで、開花反応を起こした時に草原核の代わりに豊穣の核が生成されるようになります。
通常の開花反応で生成される草原核は爆発するまで時間がかかるうえ、爆発ダメージもそれほど大きくありません。
豊穣の核は即爆発・爆発ダメージ大ですさまじい範囲火力を出すことができます。
その威力はエンドコンテンツの深境螺旋最下層の敵ですら、あっという間に溶けるほど。
一方、単体の敵はそれほど得意ではありません。
豊穣開花パーティーでもチームに行秋や夜蘭を編成することで対単体火力を高めることができますが、単体の敵に豊穣開花を使うくらいなら自傷ダメージを受けにくい超開花を使った方が安定します。
バージョン3.6後期で実装される白朮の回復・シールド性能によってはニィロウ・行秋・夜蘭・白朮にして白朮で殴る編成もいけそう。
行秋・夜蘭を無理なく入れれるようになれば対単体もかなり強くなりますが、まだ未知数。
白朮実装がニィロウピックアップ後なのが悔やまれます。
キャラクターの凸でアタッカー運用ができるようになる
ニィロウの元素スキルを押すとキャラクターの上部にゲージが表示されます。
ゲージ表示中に3回までアクション(通常攻撃or元素スキル)を入力でき、3回目に入力したアクションによってアタッカーとサポーターを切り替えられます。
3回目を通常攻撃にすると一定時間ニィロウの通常攻撃が水元素攻撃(元素スキル扱い)になり、時限アタッカーのように使えます。
ニィロウ自身の殴りダメージが入りますが、水の付着頻度は後述する水環と比べて高くありません。
無凸ニィロウだとニィロウで殴るよりも付着頻度の高い水環を出して豊穣開花した方が強いので、アタッカーモードはほとんど使いません。
3回目を元素スキルにすると、周囲に湿潤状態を付与する水環を生成します。
無凸ニィロウで豊穣開花でダメージを出す時はこちらを使います。
ニィロウの元素スキルを連打して水環が出たらほかのキャラクターにチェンジして開花させていくのが主な運用方法です。
ニィロウ豊穣開花のチーム編成例
ニィロウ、ヨォーヨ、ナヒーダ、バーバラ
豊穣開花の得意な対複数向けの構成。
ヨォーヨの元素爆発がある場合は、ニィロウ・ナヒーダ・バーバラの元素スキルを使ってヨォーヨが走り回ります。
ヨォーヨの元素爆発が溜まっていない時は、ニィロウ・ナヒーダ・ヨォーヨの元素スキルを使ってバーバラが殴ります。
草元素キャラクターはナヒーダ(限定☆5)がいると楽ができます。
ナヒーダの元素スキルの追撃により定期的にダメージを与えながら草を付着しなおしてくれるので、あまり考えずに適当にやっていても豊穣開花を起こすことができます。
ナヒーダがいない場合は草主人公・コレイ・ヨォーヨといったほかの草元素キャラクターを使うことになります。
いずれのキャラクターもナヒーダほど安定して草を付着し続けることができないので、草元素が切れて元素反応が止まっていないか常に気をつけながら戦う必要があり、気を使います。
キャラクターチェンジの頻度もナヒーダ入りの時よりも増えるので、操作もやや忙しくなります。
キャラクターチェンジの際に敵から攻撃をくらうとキャラクターチェンジ自体がキャンセルされるというのもあり、わりと面倒くさいです。
ニィロウ豊穣開花パーティーの聖遺物
ニィロウはHP特化、ほかは元素熟知特化
ニィロウの天賦効果により、ニィロウのHPが高いほど豊穣の核のダメージもアップします。(ニィロウのHPが3万以上の場合1000HPごとに豊穣の核のダメージ+9%、最大400%まで)
バージョン3.6からは2セット効果でHP+20%になる聖遺物「花海甘露の光」も実装されるので、ニィロウの聖遺物は千岩牢固2セット&花海甘露の光2セットのメインHPで揃えるのがよいでしょう。
それ以外に4セット効果で草耐性ダウンをかけられる深林の記憶4セットの人が1人いた方がよいです。
深林の記憶の2セット効果が草元素ダメージ+15%なので、草元素キャラクターが適任。
うちではナヒーダ用に深林の記憶4セットを揃えました。
ニィロウ以外のメンバーはできるだけ元素熟知を盛ります。
ただし草主人公のように元素爆発を使わないといけなくて必要エネルギーが多いキャラクターは、時計は元素チャージ効率にするのがおすすめです。
また、行秋・夜蘭は元素熟知を盛らない会心型でも使えます。
深林の記憶を装備しない人は、メイン効果が元素熟知ならセット効果は無視したバラバラの聖遺物でも運用できます。
うちのバーバラは長いあいだ千岩牢固のメイン熟知を使っていました。(エウルア用の蒼白を掘っていた関係で千岩牢固が大量に余っていたので)
深境螺旋で使う場合は豊穣開花用に聖遺物を厳選するより、豊穣開花用の聖遺物は適当に用意してもう1パーティー用の聖遺物を厳選した方が総合的に強くなれます。
レベルはできるだけ90にする
元素反応ダメージはレベルと元素熟知で決まります。
ニィロウおよびニィロウのチームに入れるキャラクターのレベルは最低85、できれば90まであげるのがおすすめです。
ニィロウ豊穣開花と超開花の比較
草元素反応を使ってお手軽に火力を出せる編成としては、超開花パーティーもあります。(久岐忍超開花など)
単体向けに行秋(夜蘭)を編成した豊穣開花パーティーだと、現時点では対単体・対複数火力ともに超開花とさほど変わりません。
自傷ダメージは豊穣開花>超開花なので、単体向け豊穣開花は自傷ダメージが大きいだけの劣化超開花のように感じます。
単体向けにはもっと強い編成があるので、個人的には単体ボスに豊穣開花パーティーを使おうとは思わないです。
豊穣開花が活きるのは対複数。
対複数向けに編成した豊穣開花では、対複数火力は圧倒的に豊穣開花>超開花になります。
超開花の対複数火力も深境螺旋で最高評価を取れるぐらいには高いですが、豊穣開花パーティーの範囲火力は超開花がおもちゃに見えるほど。
ただし対複数向けにすると単体火力は落ちるので、対単体は超開花>豊穣開花になります。
参考までに、2023年4月上期の深境螺旋12層2間(12-2)でクリアタイムを計測してきました。(☆5キャラ無凸、モチーフ武器なし)
対単体のタイムは前半の魔偶剣鬼、対複数のタイムは後半の黒蛇騎士&シャドウハスク軍団です。
パーティー | 対単体 | 対複数 |
---|---|---|
豊穣開花 単体向け編成 (ニィロウ、行秋(or夜蘭)、ナヒーダ、ヨォーヨ) |
1:05前後 | 1:15前後 |
豊穣開花 複数向け編成 (ニィロウ、バーバラ、ナヒーダ、ヨォーヨ) |
1:15前後 | 1:00前後 |
超開花 (ナヒーダ、行秋、夜蘭、久岐忍) |
1:00前後 | 1:20前後 |
豊穣開花パーティーでは風元素キャラクターが入れられない=集敵がないので、敵が寄ってきてくれるタイプかどうかでクリアタイムがけっこう変わります。
敵が寄ってきてくれるタイプだと対複数のクリアタイムはもうちょっと縮むと思います。
行秋(夜蘭)が入っている単体向け豊穣開花と超開花は会心アップの影響を受けやすいです。
螺旋の日替わりバフで会心率+8%、会心ダメージ+15%を引くと5秒くらいタイムが短縮します。
ニィロウ豊穣開花は伸びしろが大きい
無凸・モチーフ武器なしの時点で強いうえに、ニィロウの2凸やモチーフ武器があればもっと火力が伸ばせて伸びしろが大きいのが豊穣開花の強み。
また、バージョン3.6で2セット効果がHP+20%の聖遺物が追加されます。
これによりニィロウのHPが3000増える→天賦効果で豊穣の核のダメージが27%増えるので、全体的な火力はもうちょっと上がりそう。
超開花は汎用性の高さが魅力
豊穣開花は水・草元素以外のキャラクターを入れられないので、ボスのギミックによっては超開花の方が対応しやすい場合もあります。
フリー枠があって汎用性が高いのが超開花のメリット。
深境螺旋の報酬全取りが目標だと今のところ超開花でもまったく困らないので、豊穣開花の範囲火力はかなり過剰とも言えます。
範囲火力が圧倒的な豊穣開花がよいと考えるか、火力は超開花でも足りるんだし汎用性がある超開花の方がよいと考えるかで評価は分かれるでしょう。
個人的には豊穣開花の無双感は楽しくて大好き。
キャラ無凸&モチーフ武器なしでこれだけ無双感を味わえる編成はなかなかないと思います。
以上、ニィロウの解説でした。
ニィロウ実装当時は草元素キャラクターが少なく、「強いけど使いづらい」印象が強かったです。
今はナヒーダやヨォーヨなど使いやすい草元素キャラクターが実装されたことで、かなり使いやすくなりました。
次に行くことになるフォンテーヌは水の国。
新しい水元素キャラクターも増えるだろうし、今後の期待も高まります。