原神のやりこみの1つとして、深境螺旋☆36クリア(エンドコンテンツ最高評価クリア)というのがあります。
この記事ではこれから深境螺旋☆36を取ってみたいという人向けに、キャラクター育成の目安などを解説します。
深境螺旋☆36の時間配分
深境螺旋では、1間ごとにクリアした時の残り時間によって評価がつきます。
12層なら1間の制限時間が10分で、残り時間420秒(=7分)以上なら最高評価の☆3になります。
基本的には前半・後半で持ち時間が1分30秒ずつと考えるのがいいでしょう。
ただし敵の構成によっては「後半は時間がかかるけど前半は楽」みたいな場合もあり、そういう場合は難しい方を2分、かんたんな方を1分くらいでクリアするというパターンもあります。
深境螺旋☆36はいつ頃から取れる?
匿名掲示板の書き込みなどを見ていると、原神を始めてだいたい半年前後で取る人が多いようです。
私の場合も2021/8/4にプレイ開始をして、☆36をとれたのは半年後の2022年2月上期の深境螺旋でした。
ただ原神は1キャラクターのピックアップ期間が長いので、「今ピックアップされているキャラクターはさほど惹かれないからスルーして好みのキャラクターのピックアップを待とう」なんてやっていると、あっという間に数か月過ぎてしまいます。
早めに強めの限定☆5キャラクターが確保できると、それだけ☆36を取るのも早くなると思います。
参考までに、私の深境螺旋の挑戦記録をあげます。
年月 | 到達階層 |
---|---|
2021年9月上期 | 9層 第1間☆2 |
2021年9月下期 | 9層 第3間☆6 |
2021年10月上期 | 10層 第2間☆13 |
2021年10月下期 | 11層 第1間☆19 |
2021年11月上期 | 11層 第3間☆24 |
2021年11月下期 | 12層 第2間☆26 |
2021年12月上期 | 12層 第1間☆27 |
2021年12月下期 | 12層 第3間☆30 |
2022年1月上期 | 12層 第3間☆31 |
2022年1月下期 | 12層 第3間☆33 |
2022年2月上期 | 12層 第3間☆36 |
最初は1間ごとにパーティーを入れ替えてやっていました。
評価はクリアした時の最高評価が保存されるので、1間で☆3を取ったら1度退出して2間に最適なチーム編成にして再挑戦……と1間ずつクリアしていくと難易度が下がります。
1間はすでに☆3が取れているなら再挑戦をする時は1間は☆0になっても大丈夫なので、1間の敵のHPが残りわずかになったら元素爆発を温存しておき、2間の最初から元素爆発を使えるようにしておくとさらに戦いやすくなります。
普通の☆36クリアと通しで☆36クリアの間には、難易度にかなり差があります。
私の場合、通し☆36クリアができるようになったのは初めて☆36を取ってからさらに半年後(原神を始めてから1年後)でした。
報酬は通しでやろうと1間ずつやろうと変わらないので、敵ごとに手持ちで一番相性のいいパーティーを使うのがよいです。
深境螺旋☆36を取れるキャラクター育成の目安
深境螺旋☆36はエンドコンテンツなので、キャラクターはできるだけ強化した方がよいです。
だいたいの目安としては、以下の通りです。
- キャラクターレベル80(最終突破済み)
- 武器レベル90
- 天賦レベル8~10
- アタッカーの会心率60%・会心ダメージ140%くらい(武器・突破ボーナス込み)
当時はPS4版でプレイしていて、読み込みが速いPC版よりも20秒ぐらいハンデがあったから読み込み早い今ならもう少し基準低くてもいけるかも。
また、バージョン3.0から草元素と草元素関連の元素反応が実装されたので、必ずしもこの基準が当てはまるとは限りません。
特に今は超開花(水+草+雷)の元素反応ダメージで火力を出す構成が人気です。
その場合は反応を起こす雷元素キャラクターは天賦レベルや会心率・会心ダメージはあまり重要でなく、キャラクターのレベル(90まであげるのが望ましい)と元素熟知が上がる武器と聖遺物が必要になります。
私が初めて深境螺旋☆36を取れた当時のキャラクター育成状況は、以下の通り。
完凸武器は配布品のみ。
キャラクター | 凸数 | レベル | 天賦 (通常/元素スキル/元素爆発) |
武器 (Lvはすべて90) |
---|---|---|---|---|
エウルア | 無凸 | 80 | 10/10/10 | 銜玉の海皇(精錬5) |
雷電将軍 | 無凸 | 80 | 5/9/10 | 西風長槍(精錬2) |
香菱 | 4凸 | 80 | 5/9/10 | 「漁獲」(精錬5) |
行秋 | 3凸 | 80 | 2/9/10 | 祭礼の剣(精錬1) |
ベネット | 1凸 | 80 | 1/8/10 | 西風剣(精錬2) |
スクロース | 2凸 | 90 | 7/8/8 | 祭礼の断片(精錬1) |
ロサリア | 4凸 | 80 | 1/9/9 | 西風長槍(精錬1) |
ディオナ | 1凸 | 80 | 1/9/9 | 西風猟弓(精錬3) |
モナ | 無凸 | 80 | 1/8/9 | 流浪楽章(精錬1) |
パーティー構成は「エウルア+雷電将軍+ロサリア+ディオナ」と「スクロース+香菱+行秋+ベネット」みたいな組み分けでやっていて、バリア割りがある時だけモナが出動する感じです。
敵の構成によってはロサリアとスクロースを入れ替えてロサリア&香菱の溶解パーティーにすることも。
聖遺物は強さを簡易的に判定する会心スコアというものがあります。
会心率×2+会心ダメージで計算します。
アタッカーの聖遺物の会心スコアは花・羽は30以上、その他は20以上を目標にしていました。
会心がいらないスクロースはメイン元素熟知でそろえて武器込みで元素熟知887でした。
キャラクター | 聖遺物 会心スコア(攻撃%を含まない) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
花 | 羽 | 時計 | 杯 | 冠 | 合計 | |
エウルア | 38.1 | 28.0 | 23.4 | 21.0 | 14.0 | 124.5 |
雷電将軍 | 39.6 | 35.0 | 19.4 | 41.3 | 26.4 | 161.7 |
香菱 | 32.6 | 38.9 | 41.2 | 21.0 | 18.7 | 152.4 |
行秋 | 33.4 | 40.4 | 24.9 | 7.0 | 28.8 | 134.5 |
ベネット | 32.6 | 23.4 | 25.6 | 29.5 | 0 | 111.1 |
ロサリア | 31.2 | 19.4 | 31.8 | 31.8 | 14.8 | 129.0 |
モナ | 21.0 | 17.2 | 21.0 | 14.8 | 0 | 74.0 |
2パーティーぶんの会心厳選はけっこう大変だし、時間がかかります。
バージョン3.0からは超開花パーティーやニィロウ(限定☆5)の豊穣開花パーティーなど、会心が不要な構成も出てきています。
深境螺旋の片方のパーティーを会心厳選が不要なパーティーにして、もう1方の聖遺物厳選を頑張って深境螺旋で☆36を取るまでの期間を短縮するというやり方もあります。
敵にあったチーム編成をする
深境螺旋のチーム編成画面で十字キーの↑ボタンを押すと、敵の一覧を見ることができます(パッド操作の場合)
最近実装されたボスはギミックボスも多いので、敵の行動パターンやギミックを把握することが大事です。
ギミックを解くのに特定の元素が必要なボスもいます。(黄金王獣は岩元素、半永久統制マトリックスは雷元素など)
ギミックの対処方法は初めて会ったときに表示されるチュートリアルに書いてあるので、事前に目を通しておくとよいでしょう。
名前がよく知られる強チーム編成も、単体に強い構成や複数敵に強い構成など特徴がいろいろあります。
単体ボスには単体火力に優れた構成を、複数敵には複数敵に強い構成をぶつけるのが基本です。
小型の敵が大量に出る時は、楓原万葉(限定☆5)やスクロース(☆4)などの集敵効果を持つスキルを持ったキャラクターで集敵するとタイムが縮まりやすいです。
立ち回りも大事
立ち回りもけっこう重要です。
敵の攻撃を元素爆発のカットイン中の無敵時間を使って回避するは、ほぼ必須のテクニックなので練習しましょう。
敵が複数いる場合は集敵できるキャラクターを入れて1か所にまとめたり、攻撃で押し出してなるべく複数の敵を重ねて同時に殴ったりすることでタイムを短縮できます。
日替わりバフ厳選で火力をカバー
あと数秒足りない……という時は日替わりバフの厳選でいける場合があります。
各間の最初に、3枚のカードの中から1枚を選んでバフ(強化)をかけられます。
当層有効と書かれているカードは、以降の間にも効果を引き継ぐことができます。
1間、2間は当層有効のカードを選ぶと後々楽になります。
おすすめは会心率+8%、会心ダメージ+15%。
会心系は恩恵を受けるキャラクターが多く、いくらあっても足りないのでわかりやすく強い効果です。
元素反応をたくさん起こすパーティーなら元素熟知+80もおすすめです。
会心が必要なキャラクターは熟知まで盛る余裕がないことがほとんどなので、物理・凍結・岩パーティー以外ならだいたい有効に働きます。
バフは日替わりで変わるので、希望のカードではなかったら一度あきらめるを選んで退出し、翌日に入りなおすを繰り返すことで強いバフを選ぶことができます。